中之島のスイーツ
当店のイル・フロッタントは、フランスの伝統菓子をもとに
大阪中之島をイメージして生まれたお菓子です。
新鮮な卵を原材料とするフランスの伝統菓子ウー・ア・ラ・ネージュ
「雪のように仕立てられた卵」という名前でも知られています。
既に1651年にそのレシピが本で紹介されているほど
フランスでは伝統と歴史のあるお菓子です。

イルフロッタントの名付け親はエスコフィエ。
19世紀フランス料理を体系化したとされる偉大な料理人です。
卵黄ソースの上に卵白メレンゲがゆらゆら浮かぶ様が
まるで浮いている島のようだ、ということから
イル・フロッタント。*注
当時このお菓子を食べたフランスの人は、
パリのセーヌに浮かぶシテ島やサンルイ島のイメージをも
重ねたのではないでしょうか。
国の重要文化財「大阪市中央公会堂」
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そのパリのセーヌを模して街づくりをされたという中之島は、
一言でその魅力、印象を語ると「西洋建築の似合う街」。
川縁の遊歩道を歩くと目に飛び込むのは、
数多の瀟洒な建築物、街の灯を華やかに映し出す水面。
この地にあるのは西欧を彷彿とさせるしっとりと落ち着いた景観です。
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日本初のデザインミュージアム「大阪中之島美術館」
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その歴史と伝統を残す景観の中にも、
新しい風は常にこの中之島に吹いています。
近年では、安藤忠雄氏設計の「子供本の森図書館」、
日本と東アジアの古い時代の美術品を所蔵する「香雪美術館」に続き、
2022年2月には「大阪中之島美術館」もオープンしました。
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西欧の文化と伝統の上に、現代のニーズに応えて日々変わりゆく中之島。
その中之島の様々な魅力と同じ数ほど、当店のイルフロッタントには
アレンジレシピ、盛り付けレシピがあります。
ナッツのトッピングだけでも、アーモンド、ピスタチオ、ピーカン、胡桃
レモンやオレンジピール、レーズンなどのドライフルーツ、
ラムやブランデー、クワントロといった洋酒でガラリと大人味にも。
夏は半解凍でパフェにしたり、寒い時期はエッグノッグや
アフォガードといった暖かい飲み物と合わせることもできます。
洋菓子の基本とも言えるアングレーズソースと
様々な形に姿を変えることができる焼きメレンゲ。
「古くて新しい」そんな魅力が詰まった中之島と、
中之島スイーツ、イル・フロッタント。
トッピングを変えて、器や盛り付けを変えて
貴方なりの様々なアレンジでお楽しみください。